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ロースタークリーニング

Roaster Cleaning

いつでも安心と安全をサポート
いつも大好きな焼肉店のロースターのメンテナンス清掃

ロースタークリーニング
焼肉
ロースター仕組み
アウターケーシング
接続チューブ
バタフライダンパー
ファイヤーボリュームダンパー
温度ヒューズ
排気ダクト管
排気ファン
ロースター仕組み

【無煙ロースター(ダクトタイプ)の排気設備の仕組み】

アウターケーシング

インナーケーシングを収める囲いであり高温になり易い部位です。
安全性を考え定期的な油分の除去が必要となります。

接続チューブ

接続チューブ

ロースター本体とダクト管をつなぐ連結の役割をします。
密着性が重要となり油汚れも付着しやすい場所ですので、定期的な分解清掃が必要となります。

バタフライダンパー

バタフライダンパー

炎を検知するとヒューズが切れて弁が閉じる仕組みです。
そしてダクト内部への延焼を防ぐ重要なものなのです。
汚れを放置すると弁が正常に閉まらなくなるのです。

ファイヤーボリュームダンパー

ファイヤーボリュームダンパー

これはロースター本体の下部のダクト管に直結されているもので、バタフライダンパーと同様に炎を検知して温度ヒューズが切れると、弁が閉まりダクト内部への延焼を防ぐものです。

 

これは最後の砦でもあり、この部分は専門業者によるメンテナンス範囲となります。

温度ヒューズ

温度ヒューズ

ファイヤーボリュームダンパーに付いている温度ヒューズ(棒ヒューズタイプ)です。
温度設定に種類があり先端部が炎の熱で溶けて一瞬で弁が締まる仕組みです。
この部分も定期的に点検して油分をきれいに除去する必要があります。

排気ダクト管

ロースター本体の下部から床下を通り排気ファンまでをつなぐ油煙の経路となります。


これはある程度油分と分離させた高温の煙がこの中を通ります。
一度炎が入れば付着している油は着火剤となり大火災となります。
専門業者によるメンテナンスが必要となります。

排気ファン

排気ファン

これはダクトを通じて床下又は屋外や天井裏など環境に応じて様々なところに設置されています。
キャンバスダクトはダクト管と排気ファンの連結部に使われます。メンテナンス性や振動を吸収する役割がありある反面、劣化による破損で破けてしまうなどのリスクもあり注意が必要となります。
排気ファンには直動式(モーター直結タイプ)とベルト駆動式があります。
Vベルトは規定のたわみが必要となり、長く使用しているとベルトが伸びたり亀裂が入ったりし始めます。
そうなると既定の動力が伝わらず連動している羽根車の風力が低下します。
つまり排気不良の原因となるのです。

排気ファン

ロースター清掃の 流れ

ロースター清掃はこれだけの沢山の工程を経て安心・安全を守るのです。
01分解前

01.

分解前に試運転を行い不具合がないか確認します。
ガスを遮断し、ガス管及び配線を切り離します。
しっかり養生を行いテーブル本体を移動します。

02.

下部の接続チューブやファイヤーボリュームダンパー部を切り離し分解します。

03

03.

耐火材を外し作業しやすい環境を整えます。
04

04.

立管部の油汚れを専用器具でそぎ落とし回収します。
そして仕上げ作業に入ります。

05

05.

分解したパーツを専用洗剤で洗い油分を除去します。

06

06.

上物パーツを水洗いし拭き上げます。
※バーナー部は別工程となります。

07

07.

下場のパーツを水洗いし拭き上げます。
FVDは開度を調整してヒューズを組み込みます。

08

08.

アウターケーシング部の油分を取り除き仕上げます。

ココから洗浄したきれいなパーツを丁寧に組み上げていきます。耐火材や接続部はしっかりアルミ耐火テープで隙間なく止めていきます。テーブル本体を元の状態に戻し、ガス管を接続。配線を確認しながら接続。
ガスの元栓を開け、接続部のガス漏れ検査を行い問題なきことを確認したところで電源線を接続します。
そしていよいよ着火テストとなります。

すべての台を同じ工程で作業を行い、1台1台のビフォーアフターによる清掃報告書をつくります。
すべての台を同じ工程で作業を行い、1台1台のビフォーアフターによる清掃報告書をつくります。

上引きロースターの メンテナンス清掃

2人だけの焼肉店や今流行りのジンギスカン店では上引きロースター設備が主流です。
お客様に安心して楽しんで頂ける一時をご提供するにはロースターのメンテナンス清掃が鍵となります。
吸込み口径が小さいだけに適切なタイミングでメンテナンスをおこなう必要があるのです。
上引きロースター
設備の点検

設備の点検

これは内部の油煙による汚れ状況を確認し合否の診断をするものです。

 

※ファンネル・昇降パイプの内部確認
※フィルターBOX内の確認
※FVDの温度ヒューズの確認
※FVD弁部の汚れ状況確認

ファイヤーボリュームダンパーの温度ヒューズ

ファイヤーボリュームダンパーの温度ヒューズ

全体的に油脂汚れが堆積固着している状態です。
これでは先端部のヒューズが溶けても正常に弁が締まらないのです。

ファイヤーボリュームダンパーの内部

ファイヤーボリュームダンパーの内部

油脂汚れが酷くこれでは弁の軸の部分が固着して正常に閉まらないでしょう。

フィルターBOX内部

3Dフィルターは毎日の清掃が必要となります。
フィルターBOX内部の油脂汚れ除去も定期的におこなう必要があります。

before-after
before-after

上引きロースターは構造もシンプルでユーザー様でもメンテナンスできるカ所は沢山あります。
定期清掃計画を考えて特にFVD周りは専門業者に依頼してください。

ロースター系統排気ファンの メンテナンス清掃について

ロースターから横引きダクトを通じこの排気ファン(送風機)で吸い込んで煙を外へ放出するものです。
ロースター同様に定期的な清掃メンテナンスが必要となり、長期間そのまま使い続けると吸い込み能力は
どんどん低下し、次第に店内に油煙が漂いほかの機器にも影響が出始めます。

 

ロースター系統のファンはロースター1基単位ではなくエリアで複数基をまとめて1台で吸い込んでいます。
小口径ファンの為汚れる頻度比較的早く理想は1回/年の分解清掃を推奨します。
ベルト駆動タイプも同様で分解清掃とあわせてVベルトの交換もおこないましょう。

片吸込型(直動タイプ)

片吸込型(直動タイプ)

モーター直結駆動タイプで主に小型ファンに広く用いられています。
メンテナンス性に優れていてロースター系統のファンとして使われていることが多いタイプです。

before after
before after
片吸込型(ベルト駆動タイプ)

片吸込型(ベルト駆動タイプ)

モーター動力をベルト駆動にて回転させるタイプです。
小型~大型まで幅広く種類があります。
設置場所が天井裏の場合、メンテナンスを考慮して点検口すぐ上にあります。
Vベルトは消耗品の為、定期的な点検をおこないましょう。

before after
before after

排気ファンはロースターから出る油煙の吸込みを促す大切な役割を担っています。
吸込みに関して何か異変を感じたらまずこのファン周りを確認してみましょう。

Contact

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ご確認ください。