今日は某施設様の喫煙室の
喫煙用集塵・脱臭機の分解清掃のお話です。
喫煙室内は限られたスペース内で
一時的にはたくさんの人が同時に喫煙する場合もあります。
ストレス発散目的ですが、決してよい環境とは言えません!
それを少しでも緩和させてくれるのがこの装置です。
でも定期的なメンテナンスを怠ると意味を成し得ません。
今回は簡単ではございますが説明を交えてご紹介いたします。
タイプやメーカーにより異なりますが、
基本的なメンテナンス方法は付属マニュアルをご参照下さい。
先ず内部のHEPAフィルターと脱臭フィルターを取り外します。
また電極のついたプラズマユニットも取り外します。
フィルターはメーカーにより異なりますが、このタイプは
再利用できないもので、事前に取り寄せる必要があります。
交換時期はそれぞれ異なるようです。(マニュアル参照のこと)
上は使用済みです。 色が明らかにタバコのヤニ色となってます。
内部にはファンがついています。 これは汚れの度合いに合わせて
洗浄する必要があるでしょう。
その他各パーツを分解したモノがコチラです。
*プラズマ電極は水厳禁となりますので除塵&拭き上げ程度となります。
その他はガッシガシ洗浄してキレイにします。
これは吸い込口の1次フィルターです。
比較的大きな異物やホコリ(間違って灰を捨てる人もいるようです)を
キャッチする部分で、目詰まりを起こすと定格能力が発揮されなくなります。
これは吸い込口内部です。 除塵及び拭き上げとなります。
洗浄風景です。凄いです。綿ホコリのような膜になっていました。
かなり吸込み能力が低下していたと思われます。
洗浄後の画像です。復活です。
パーツ及び本体を内部まで拭き上げます。
完ぺきです。 素晴らし!
次は上部に空気取り込み用のファンが付いています。開けると・・・
このファンの役割もかなり重要で、滞留する煙を吸い込口に
強制的に誘導させる為のものです。
この機能が低下すると限られた煙しか取り込めなくなります。
さすがに汚れているようです。 極力バラシて洗浄します。
キレイになりました! 良かったです!
これで機能も回復し、気持ちよくタバコが吸えるでしょう!
試運転後はマニュアルに基ずきリセットをかけます。
その時点からカウントが始まり、次回の交換時期を知らせてくれるでしょう!
清掃メンテナンスのご用命は
日美装建 株式会社
TEL 011-700-0132