エアコンは一般家庭用として壁掛けタイプ、
業務用(店舗や施設など)として、天カセ4方向タイプ、天カセ2方向タイプ、
天カセ1方向タイプ、天吊りタイプ、置き型タイプ、天吊り自在ワンダータイプ、
そしてビルトインタイプです。
これらの代表機は施設内の環境や用途によって選択され決まります。
ビルトイン機の大きな特徴は風の吸い込み口と吹き出し口の位置を
ある程度自在に変える事でしょう!
特に飲食店の厨房場所や粉を扱うパン屋さんの工場内など、
比較的きれいな空気のところからダクトで吸込み、必要なところに吹き出し口を設けるのです。
本体は必然的に天井裏内となり、メンテナンス性は他機種と比べると著しく悪くなります。
天井の点検口から登り、歩み板を通して天井上で作業します。
天井材はジプトーン(不燃石膏化粧ボード)が主流で、少しの力で割れます。
軽量材も強度は弱く、歩み板だけが支えとなります! しかも暗いし・・・
まずケーシングカバーを外すとドレンパンが現れます。
水をある程度抜いてから取り外します。
凄い! まるで海苔の佃煮のよです。
実は今回のご依頼は、ちょいちょいエラーが出て止まるので、
何とかしてほしいところからのご依頼でして・・・・
ちょいちょいって何が原因なんだろう・・と探りながらでございました(笑)
ドレンポンプの吸込み部です。
よ~く見ますと、詰ってはいないようで口径が汚れで狭くなっていました!
ここで仮説を立てますと・・・
口径が狭い分、吸込み量が定格値よりも低くなるためドレンパン内の溜まり水が
なかなか減らない。 ガンガン冷房をかければ溜まり水が増えフロートが検知し
制御停止となる。 これだ! これだ! ご満悦!
そんなかんだで次はファン部です。
外したのがコレです! 血が騒ぎます! もぅキレイにしたい! でもここは天井裏。
汗だくでした。
熱交換器はこんな感じです。
すみません!写真映りが良しくない。 でも足のやり場が無いとこうなります。
実際は油煙がもたらした油の塊でいっぱいでした。
激しくキレイです。
ほぼほぼ新品です。
もう飾りたいくらいです!
おぬしも悪やな
はい! 終了致しました。
いつも通り、試運転をかけ約30分 異常なし。
その後何度か経過観察を口実に食べに行きましたとさ。
もちろん・・・仮説が正解でした。 終わり
注)ビルトイン機は今回はたまたま作業スペースが十分にあったので全バラシできましたが、
通常はほぼバラせません。
天井材を外して、軽量材を切断して・・・・ もう金額がいくらになるのか分からないからです。
でも・・・手段はあります。
次回のブログでご紹介します。
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