今日は少々年代物のルームエアコンの
洗浄のお話です。
エアコンには必ず銘板というものがついています。
メーカーにより異なりますが
製造年もしっかり記載されている場合もあります。
ネットで検索してみると今回の機種は
1996年製で23年を経過している機種のようです。
通常使用する分には特に確認する必要は
ありませんが何かトラブルが発生した場合など
この情報が役に立ちます。
外観です。若干年代を感じさせる部分もありますが
特に変わった様子見受けられません。
作業前の試運転をおこないます。少々臭いがします。
また風の出方ですが両サイドが弱いようです。
かなりの期間、分解洗浄はしていないとの情報も・・・
バラしてみましょう!
熱交換器は全体的に汚れが目立ち、
特にフィン内部のカビ汚れが見受けられます。
吹き出し口内部のファンですが凄い状態でした。
汚れの壁ができていて、
これではまともに風を送るのは厳しいです。
よく頑張りました!
洗浄の準備も整いましたので始めます。
ドレン水も自然勾配で流れるので作業しやすいですが、
汚れがキッい場合はホース内で詰まって
閉塞してしまう場合があります。
ドレンパンの水位確認が必要です。
今回は少々洗剤分を濃くしての洗浄です。
ルーム機の洗浄の場合、通常の1/3程度
1~1.2Mpsでおこないます。
決して強すぎる圧ではありませんので
洗剤の力と時間勝負となります。
見違えるようにキレイになりました。
熱交換器、ファン、基板周りを見る限り、
20年以上経過していますがまだまだイケます。
同じ業界の方ですと分かりますが
ルーム機の洗浄でペール缶2本分の洗浄は
なかなかの戦いの証拠です。
ルームエアコンの洗浄のご用命は
日美装建 株式会社にお任せ下さい。
TEL 011-700-0132