今日は札幌、某ステーキ店の
排気ファン清掃です。
排気ファンは
油煙を外に出す為の設備の中では
心臓部にあたります。
これが汚れのせいで
100%のちからを発揮できない場合、
当然どこかに代償が掛かってくるのです。
さっそく分解してみましょう!
⇧キャンバスダクトを外すと
軸受けとベルマウスが見えてきます。
おおぅ・・
やはり油の力は偉大です。
完全な焼付塗装ですね。
これ
これらを外し
羽根部の4点ボルトを外せば
ファンが抜けます。
⇧これがFANケーシングの内部です。
下方向ほど油の層が厚く柔らかい。
上部はなかなか厳しいです。
センターのファン軸は洗剤等は厳禁です。
外したボルトやネジ類は
洗剤液BOXに浸けておきます。
こうすると組みあげるときに
トラブルが少なくなります。
また今回はグレーチングの上でしたので
尚更ですが・・・
ボルトやネジ類の保管が重要となります。
⇧やはり油の層が固いです。
直ぐに苛性ソーダのお風呂に
ゆっくり浸かってもらいましょう。
でも あまり浸かり過ぎると
塗装が剥げるので程々で・・・
⇩こうなりました! 素晴らしいです。
⇧これはベルマウス。
コーキング跡が残っていますが
良しとしましょう。
⇧そしてケーシング内部です。
よく頑張りました! 素晴らしい!
組みあげですが
グリースをしっかり塗り
均等にボルト締めします。
軸受け部分にはグリスアップを
施します。鉄則ですね!
防鳥網ですが・・・
これは致し方ありません。
外してキレイにしましょう。
⇩こうなりました!
最後にVベルトを交換して芯出し。
外観を拭き上げて完了です。
素晴らしいです!
大変お疲れ様でした。
やはり辺りは明るくなってきました。
キャンバス部の損傷もなく
試運転を確認しましたが
全く問題無し。
静寂の中に力強く吸い込む感じ。
排気ファン清掃の事なら
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