今日はすすきのにある某飲食店さまの
天蓋ダクトと排気ファン清掃のお話です。
1階はステーキ店、2階は焼き鳥店と別業態としている店舗でした。
郊外店と違いすすきのは限られた立地の中での商売。
厨房スペースの問題や天井裏の狭い環境。
ギリギリの選択肢で施工をしているケースが
ほとんどです。
なので清掃やメンテナンス性を考えた施工を
なされていないケースが多いのも事実です。
露出している排気ファンです。
ストレートタイプのラインファンで
とてもメンテナンスし易いタイプ。
調査段階ではこの下部のオイルパンに
油じみが付き出している状態でした。
ファンを外してみた状態です。
ケーシングの下には油溜まりが出来るほど
汚れが進んでいました。
外したシロッコファンです。
羽根の形状が変わるほど油の層が付着してます。
それがこうなります☟
素晴らしい!
シロッコファンの油汚れは取りずらいです。
羽根の形状に合わせて油の層を削ぎ落し粗どりします。
それから桶でどっぷり浸かってもらうのです。
ケーシング内部はもう神掛かった手先の勝負となります。
特に見えない部分は・・・
Don`t think,feel. 考えるな!感じろでしょうか
オイルパンも拭き上げ、外観もキレイにして終了です。
最後の最後に試運転チェックですね。
次は天蓋ダクトです。
フィルターケースを外します。
グリスフィルターは汚れ過ぎて
使っていなかったようです。
どれもなかなかの汚れ具合のようです。
グリスフィルターは2枚のステンレス板で構成され
微妙な隙間に油煙が分解され油分だけが付着して
流れ落ちる仕組み。
この隙間が油汚れで完全に塞がれ固着している状態でした。
それがこうなります☟
完ぺきですねー いい仕事してますねー
完全に油分も除去され安心してお使い頂けます!!
次は1階の排気設備です。
同じ要領で頑張ります・・・
今回はメンテナンス性が非常によく、作業に支障は
一切ありませんでした。
冒頭にもお伝えしましたが、
出来ない場合もあります。
作業性が悪く、分解することもできない場合です。
お店側としては
不具合が出るまでそのまま使い続けるしかできません。
是非とも、施工の段階でファン廻りやダクトに関して
設計士に良く確認をして頂きたいと思います。
一度取り付けたものが永遠そのままの状態で
使えるものではありませんので・・・・
排気設備のメンテナンス清掃の事なら
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