今日は使わなくなった廃棄ファン?
じゃなくて排気ファンの分解清掃のお話です。
排気ファンは厨房設備としてとても重要で
これが動かないと店内は・・
たちまち煙だらけで営業できなくなります!
モーター駆動のタイプが多く、
もちろん音がします。
ほとんどの設置場所は
天井裏や屋上などの目立たない場所です。
これはかなりオーソドックスな
EBARA製 SRM03 片吸込みタイプ
No2 1/2 よく使われているタイプです。
ファンとケーシング内部
焦げ焦げですね!
ベルマウスとベアリング受け部分です。
同じく焦げ焦げですね。
新しいキャラクター 可愛いでしょう!
これから解説付きでバラシてみますね。
❶VベルトカバーとVベルトを外します。
注意:カバーステー位置・ベアリング注油口位置を
覚えておきましょう。 けっこう大事ですよ。
❷吸込み口のベアリング部のイモネジ(2ヶ所)を
掘り出し・・・外します。
これはベアリングと主軸を固定するもので紛失すると大変!
❸ベアリングユニットの止ビス3ヶ所を外します。
これでベアリングユニットがフリーとなります。
❹プーラーをユニットにひっかけ、主軸から抜きます。
注:たっぷり潤滑油を吹きかけゆっくり回していきます。
❺主軸のベアリング取り付け部は傷つかないように
テープで養生します。
❻ファンの固定ボルトを外します。
レンチを使いガツンと回し…
緩んだらゆっくり回します。
❼外したビスやナット類をケースにまとめます。
そして洗剤に浸けておきます。
油分が除去出来たらよく濯ぎ、
今度は潤滑材にどっぷり浸しておきましょう!
❽最後にケーシングカバーを外します。
画像はドライバービットを使っていますが
実際はソケットで外しています!
⇩外したばかりの各パーツです。
こんな感じで・・・内部は油まみれ!
特別これが酷いわけではありません。
どれもこんな感じで定期的に清掃しないと
能力はどんどん低下していくのですね!
新しいキャラクター イイでしょう!
それがこうなりますね!
はい!こんな感じでしたー
もう新品の域ですね!
これをウチのSTAFFは
天井裏でやってのけるのですから…
凄い! 私はムリ!
なぜなら軽い肥満だからです。
組み上げるにも様々な調整が必要となります。
この説明はまた次回に・・・
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