何度かブログにも載せていますが
粉モノを扱う飲食店に代表されるのが
うどん屋さん、お蕎麦屋さん、パン屋さん、
お菓子屋さん・・・日本人は粉モノが大好きです。
その店内や工場内に設置されているエアコンは
かなり無理をして稼働しているのです。
エアコンの代表的な仕組みは次の通りです。
真ん中の大きなファンが回転し、大量の室内空気を吸い込みます。
青矢印が吸込みです。黒いフィルターが第一の盾となって
室内に浮遊しているホコリ等をキープします。
その空気の流れが熱交換器(フィン)の隙間を潜り抜けて
温風または冷風となって赤矢印から吹き出します。
フィルター清掃等のメンテナンスが追い付かない状態で
長期間使い続けるとこうなります。
目詰まり状態です。 このように表面に着きはじめると
熱交換器の内部は粉交じりの汚れでびっしりです。
そうなると風の逃げ道がかなり限られます。
これは水の溜まるドレンパンとファンの状態です。
ファンはキレイな状態でもそれなりの重量があります。
当然汚れが付着すると重くなり、
その分モーターに負荷や振動を与えるのです。
ドレンパンに溜まった水を吸い上げる働きをするのが
ドレンポンプです。
仕組みは①のフロート(浮き)で溜まった水位を検知し、
②のドレンポンプ吸い込み口より吸い上げます。
それをホースを通じて配管に逃がし、放出するのです。
このドレンパン内の状態で、ポンプやフロートが正常に作動するのでしょうか?
それは常に故障と隣合わせ状態かと思います。
またちょっと話が戻りますが,
フィルターが真っ白に汚れが堆積されていると・・・・
空気を大量に吸込めない!
熱交換器フィンの状態が凄い目詰りだったりすると・・・
隙間を通れない!
自動運転にしているが吸排気効率が著しく低下している為、
いつまでも設定温度に到達できず、
運転しっぱなし状態となります。
無駄な消費電力!
最悪のケース(珍しい事では決してありません)
連動している外の室外機のコンプレッサーに
長時間レベルではなく、長い年月による
過負荷が原因で破損してしまうのです。
これが壊れますと
系統全部のエアコンが使えなくなるのです。
出費も痛手ですが、お店や工場の営業に
障害を来たす事になり兼ねません。
それほど粉が舞うお部屋はエアコンにとって
辛い過酷な環境と言わざるを得ないのです。
これは天カセ4タイプでも天吊りタイプでも
ビルトインでも・・・・機種が変わっても一緒です。
とあるお店様では業務の一環として
毎日フィルター清掃を盛り込んでいるところもあります。
また分解洗浄のタイミングやメンテナンス方法の
御相談を頂く企業様もいらっしゃいます。
食品を守る。
またそこで働く従業員様を守る。
この観点から今一度、エアコンの点検を
してみては如何でしょうか。
エアコンの洗浄、メンテナンスの御相談は
日美装建 株式会社にお任せ下さい。
TEL 011-700-0132